カガヤン・デ・オロ(Cagayan de Oro、略称 C.D.O. または C. de O 、セブアノ語:Dakbayan sa Cagayan de Oro、フィリピン語:Lungsod ng Cagayan de Oro)は、フィリピン・ミンダナオ島の北部にある港湾都市である。ミサミス・オリエンタル州の州都で、北ミンダナオ地方の中心都市でもある。面積は488.09平方km。2015年の国勢調査によれば、人口は675,950人とフィリピン有数。市民のホスピタリティから、「黄金の友情の街 (City of Golden Friendship) 」の異名もある。 カガヤン・デ・オロは農産物加工の中心都市で、デルモンテ社など食品や農園を手がける多国籍企業の拠点である。隣接するブキドノン州で採れたパイナップルはカガヤン・デ・オロのブゴ (Bugo) にあるデルモンテ社工場に送られ、フィリピン各地や全アジア・太平洋地域に輸出される。 またカガヤン・デ・オロは北ミンダナオ地方の教育の中心でもある。州立の総合大学や単科大学、各種専門学校が多数集中している。