カイソウ(1941年 - 没年不詳)とは日本の競走馬である。第二次世界大戦の最中であった1944年、日本ダービー(東京能力検定競走)に優勝した。同年の長距離特殊競走(現:菊花賞)も1位で入線したが、全出走馬の騎手がコースを間違えて周回したため競走不成立となり、クラシック二冠を逃した。競走馬引退後は軍馬として将校の乗馬に供されたと伝えられるが、正確な消息は不明。 現在「東京優駿(日本ダービー)」として行われている競走は、カイソウが優勝した1944年(昭和19年)は馬券発行も一般観客もない東京能力検定競走として行われた。この記事では便宜上日本ダービーと呼称する。 ※馬齢は日本で2000年以前に使用された数え年で記述する。