オーダー(order)とは物理学や工学などでしばしば用いられる語で、桁数(10のべき乗、10や100あるいは0.1や0.001など)の違いによって、数量の大まかな違いを表現する用語である。英語の en:order of magnitudeに由来する。「スケール」ということもある。 物理学や工学系の現場では、最初から細かな計算を行うよりもまず、およそどの程度の大きさなのかを予測したり議論することがしばしばあり、その際に使われる。オーダーを推定することをオーダーエスティメーション(order estimation)という。 フェルミ推定はこの一つである。