オーストラリア緑の党(オーストラリアみどりのとう、The Australian Greens, 愛称:The Greens)は、オーストラリアの緑の党である。国際的にはグローバルグリーンズに加盟している。 オーストラリア東部では、1980年代のタスマニア州のフランクリン・ダム (en:Franklin Dam)反対運動に、西オーストラリア州では、核兵器削減に関する関心が同党の起源である。同党の政治基盤は環境保護から平和運動、草の根民主主義、社会正義に拡大している。 同党の歴史は「連合タスマニアグループ」(en:United Tasmania Group, UTG)にさかのぼる。これは世界初の緑の党であった。1972年の選挙に立候補した。同グループの参加者はタスマニア緑の党 (en:Tasmanian Greens)を結成した。同党の州上院(当時)議員ボブ・ブラウンおよび当時現職の西オーストラリア緑の党(en:Greens Western Australia)ディー・マーゲッツ(en:Dee Margetts)は1996年の連邦選挙後、初のオーストラリア緑の党の上院議員となった。2007年11月の時点で、同党の連邦上院議員は4人おり、連邦下院にはいない。2010年の連邦選挙では躍進し、非改選分と合わせ連邦上院は9人、連邦下院でも1議席の獲得が見込まれている。

Property Value
dbo:abstract
  • オーストラリア緑の党(オーストラリアみどりのとう、The Australian Greens, 愛称:The Greens)は、オーストラリアの緑の党である。国際的にはグローバルグリーンズに加盟している。 オーストラリア東部では、1980年代のタスマニア州のフランクリン・ダム (en:Franklin Dam)反対運動に、西オーストラリア州では、核兵器削減に関する関心が同党の起源である。同党の政治基盤は環境保護から平和運動、草の根民主主義、社会正義に拡大している。 同党の歴史は「連合タスマニアグループ」(en:United Tasmania Group, UTG)にさかのぼる。これは世界初の緑の党であった。1972年の選挙に立候補した。同グループの参加者はタスマニア緑の党 (en:Tasmanian Greens)を結成した。同党の州上院(当時)議員ボブ・ブラウンおよび当時現職の西オーストラリア緑の党(en:Greens Western Australia)ディー・マーゲッツ(en:Dee Margetts)は1996年の連邦選挙後、初のオーストラリア緑の党の上院議員となった。2007年11月の時点で、同党の連邦上院議員は4人おり、連邦下院にはいない。2010年の連邦選挙では躍進し、非改選分と合わせ連邦上院は9人、連邦下院でも1議席の獲得が見込まれている。 オーストラリア緑の党は6州と2特別地域の緑の党の連合体である。連邦党首はボブ・ブラウンである。捕鯨に対しては断固とした対応を望んでおり、シーシェパードを支持している。 2010年、シーシェパードのピーター・ベスーンが、日本の監視船に衝突して逮捕されたのを受け、ブラウン党首は「私たちの知っているような陪審制度がない。ベスーン氏の解放を求める国際キャンペーンが行われるだろう。次第に静まるだろうとオーストラリアやニュージーランド当局が考えたとしても、そうはいかない」と述べた。また、豪連邦警察がスティーブ・アーウィン号の捜索を行ったことについて「豪政府は日本からの圧力につぶれた」と強く非難した。 2017年7月、同党所属の2人の連邦上院議員、スコット・ラドラムとラリッサ・ウォーターズはそれぞれの二重国籍問題が発覚したため、議員を辞職した。 (ja)
  • オーストラリア緑の党(オーストラリアみどりのとう、The Australian Greens, 愛称:The Greens)は、オーストラリアの緑の党である。国際的にはグローバルグリーンズに加盟している。 オーストラリア東部では、1980年代のタスマニア州のフランクリン・ダム (en:Franklin Dam)反対運動に、西オーストラリア州では、核兵器削減に関する関心が同党の起源である。同党の政治基盤は環境保護から平和運動、草の根民主主義、社会正義に拡大している。 同党の歴史は「連合タスマニアグループ」(en:United Tasmania Group, UTG)にさかのぼる。これは世界初の緑の党であった。1972年の選挙に立候補した。同グループの参加者はタスマニア緑の党 (en:Tasmanian Greens)を結成した。同党の州上院(当時)議員ボブ・ブラウンおよび当時現職の西オーストラリア緑の党(en:Greens Western Australia)ディー・マーゲッツ(en:Dee Margetts)は1996年の連邦選挙後、初のオーストラリア緑の党の上院議員となった。2007年11月の時点で、同党の連邦上院議員は4人おり、連邦下院にはいない。2010年の連邦選挙では躍進し、非改選分と合わせ連邦上院は9人、連邦下院でも1議席の獲得が見込まれている。 オーストラリア緑の党は6州と2特別地域の緑の党の連合体である。連邦党首はボブ・ブラウンである。捕鯨に対しては断固とした対応を望んでおり、シーシェパードを支持している。 2010年、シーシェパードのピーター・ベスーンが、日本の監視船に衝突して逮捕されたのを受け、ブラウン党首は「私たちの知っているような陪審制度がない。ベスーン氏の解放を求める国際キャンペーンが行われるだろう。次第に静まるだろうとオーストラリアやニュージーランド当局が考えたとしても、そうはいかない」と述べた。また、豪連邦警察がスティーブ・アーウィン号の捜索を行ったことについて「豪政府は日本からの圧力につぶれた」と強く非難した。 2017年7月、同党所属の2人の連邦上院議員、スコット・ラドラムとラリッサ・ウォーターズはそれぞれの二重国籍問題が発覚したため、議員を辞職した。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 1251269 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 3148 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 91541076 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
prop-ja:ウェブサイト
prop-ja:サイトタイトル
  • www.greens.org.au (ja)
  • www.greens.org.au (ja)
prop-ja:上院
prop-ja:上院議員定数
  • 76 (xsd:integer)
prop-ja:上院議員数
  • 12 (xsd:integer)
prop-ja:上院議員集計年月日
  • 0001-09-19 (xsd:gMonthDay)
prop-ja:下院
prop-ja:下院議員定数
  • 151 (xsd:integer)
prop-ja:下院議員数
  • 4 (xsd:integer)
prop-ja:下院議員集計年月日
  • 0001-09-19 (xsd:gMonthDay)
prop-ja:党名
  • オーストラリア緑の党 (ja)
  • オーストラリア緑の党 (ja)
prop-ja:党首氏名
  • アダム・バント (ja)
  • アダム・バント (ja)
prop-ja:党首職名
  • 党首 (ja)
  • 党首 (ja)
prop-ja:公用語名
  • Australian Greens (ja)
  • Australian Greens (ja)
prop-ja:国際組織
prop-ja:成立年月日
  • 1992 (xsd:integer)
prop-ja:政治的思想・立場
prop-ja:本部所在地
prop-ja:画像
  • AustralianGreensLogo official.svg (ja)
  • AustralianGreensLogo official.svg (ja)
dct:subject
rdf:type
rdfs:comment
  • オーストラリア緑の党(オーストラリアみどりのとう、The Australian Greens, 愛称:The Greens)は、オーストラリアの緑の党である。国際的にはグローバルグリーンズに加盟している。 オーストラリア東部では、1980年代のタスマニア州のフランクリン・ダム (en:Franklin Dam)反対運動に、西オーストラリア州では、核兵器削減に関する関心が同党の起源である。同党の政治基盤は環境保護から平和運動、草の根民主主義、社会正義に拡大している。 同党の歴史は「連合タスマニアグループ」(en:United Tasmania Group, UTG)にさかのぼる。これは世界初の緑の党であった。1972年の選挙に立候補した。同グループの参加者はタスマニア緑の党 (en:Tasmanian Greens)を結成した。同党の州上院(当時)議員ボブ・ブラウンおよび当時現職の西オーストラリア緑の党(en:Greens Western Australia)ディー・マーゲッツ(en:Dee Margetts)は1996年の連邦選挙後、初のオーストラリア緑の党の上院議員となった。2007年11月の時点で、同党の連邦上院議員は4人おり、連邦下院にはいない。2010年の連邦選挙では躍進し、非改選分と合わせ連邦上院は9人、連邦下院でも1議席の獲得が見込まれている。 (ja)
  • オーストラリア緑の党(オーストラリアみどりのとう、The Australian Greens, 愛称:The Greens)は、オーストラリアの緑の党である。国際的にはグローバルグリーンズに加盟している。 オーストラリア東部では、1980年代のタスマニア州のフランクリン・ダム (en:Franklin Dam)反対運動に、西オーストラリア州では、核兵器削減に関する関心が同党の起源である。同党の政治基盤は環境保護から平和運動、草の根民主主義、社会正義に拡大している。 同党の歴史は「連合タスマニアグループ」(en:United Tasmania Group, UTG)にさかのぼる。これは世界初の緑の党であった。1972年の選挙に立候補した。同グループの参加者はタスマニア緑の党 (en:Tasmanian Greens)を結成した。同党の州上院(当時)議員ボブ・ブラウンおよび当時現職の西オーストラリア緑の党(en:Greens Western Australia)ディー・マーゲッツ(en:Dee Margetts)は1996年の連邦選挙後、初のオーストラリア緑の党の上院議員となった。2007年11月の時点で、同党の連邦上院議員は4人おり、連邦下院にはいない。2010年の連邦選挙では躍進し、非改選分と合わせ連邦上院は9人、連邦下院でも1議席の獲得が見込まれている。 (ja)
rdfs:label
  • オーストラリア緑の党 (ja)
  • オーストラリア緑の党 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:homepage
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-ja:職名 of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of