オーストラリアヒレトガリザメ Hemigaleus australiensis はヒレトガリザメ科に属するサメの一種。オーストラリア北部の浅海に分布する稀種。全長1.1m程度で体は細く、鎌型の鰭を持つ。口と歯はタコを捕食するために特化している。同属のヒレトガリザメとは、背鰭と尾鰭の先端が黒いこと、下顎の歯が多いことで区別できる。 ほぼタコのみを食べる。胎生。繁殖力はヒレトガリザメと比べても強く、平均8匹の仔魚を年2回産む。IUCNは保全状況を軽度懸念としている。