オングル島(オングルとう、英語: Ongul Island)とは、南極大陸のリュツォ・ホルム湾東岸にある島。東オングル島と西オングル島の2つの島からなり、年間平均気温は約−10℃。南極地方にしては比較的温暖な気候である。東オングル島北部には、日本の南極地域観測隊の昭和基地がある。 「オングル島」の「オングル」は、ノルウェー語(ニーノシュク)で「釣り針」を意味する。名称の由来は、東オングル島と西オングル島をあわせると釣り針のように見えることであり、1937年リュツォ・ホルム湾を水上機で望見したノルウェー隊が命名した。