オロチョン族(Orochon, Oroqin、繁体字:鄂倫春、簡体字:鄂伦春族)は、アルタイ諸語のツングース系の言葉を話す民族(ツングース系民族)。しばしばエヴェンキ族の一派とみなされる。主に北東アジアの興安嶺山脈周辺で中国領内の内モンゴル自治区、その近隣のロシア領内のバイカル湖東部沿岸からアムール川沿いに居住する。トナカイを飼養する。もともとは狩猟をしながら移動していたが、現在は定住化が進んでいる。