オルト川(オルトがわ、英語・ルーマニア語・ハンガリー語:Olt、ドイツ語:Alt、ラテン語:AlutaまたはAlutus)は、ルーマニアを流れる川である。カルパティア山脈の東部に源を発し、ハルギタ県・コヴァスナ県・ブラショヴ県・シビウ県・ヴルチャ県・オルト県を流れテレオルマン県のトゥルヌ・マグレレ近郊でドナウ川に合流する。オルト県の名前はこの川が由来となっている。 14世紀に建国されたワラキアのオルテニアとムンテニアの2つの地方はこの川を境界としていた。 沿岸には・スフントゥ・ゲオルゲ・ルムニク・ヴルチャ・スラティナなどの都市がある。