オマル・スレイマン(Omar Souleyman)はシリア・ラース・アル=アイン近郊のテル・タメルという村出身のシリアン・テクノ・アーティスト。1994年に活動開始してからシリア特有の民族舞踊であるダブケをダンス・ミュージックに昇華させたシリア音楽界の伝説と呼ばれている。主に結婚式でパフォーマンスを重ね、3枚のコンピレーション・アルバムと一枚のライヴレコーディングをリリース。初めてスタジオでレコーディングされたアルバム、『ウェヌ・ウェヌ』(2013) はフォー・テットことキエラン・ヘブデンがプロデュースを手掛けている。