『オネーギン』(Onegin)は、1965年にドイツのシュトゥットガルトで初演された3幕6場のバレエ作品である。振付・台本はジョン・クランコ。音楽はチャイコフスキーのピアノ曲などをクルト=ハインツ・シュトルツェが編曲して集成した。 物語はロシアの小説家プーシキンによる韻文小説『エフゲニー・オネーギン』に基づく。この作品ではオペラ『エフゲニー・オネーギン』の曲を全く使用せず、チャイコフスキーの他の楽曲を用いているのが特徴である。クランコの代表作であり、物語バレエの傑作として名高い。