オキナワモズク(沖縄水雲、沖縄海蘊、学名: Cladosiphon okamuranus)はに属する褐藻の1種であり、「もずく、モズク」の名で食用とされる海藻の大部分は本種である。柔らかく細長い胞子体と微小な盤状の配偶体の間で異型世代交代を行い、食用とされるのは胞子体である。南西諸島に分布し、また大規模に養殖されている。 "もずく"、"本もずく"、"太もずく"とよばれることもある。ただし種としてのモズク(Nemacystus decipiens)は別属の褐藻であり、これも食用とされるが流通量はオキナワモズクにくらべてはるかに少ない。日本では、他に別属のイシモズクやフトモズクなども食用とされる。