エリュクス(古代ギリシア語: Ἔρυξ / Eryx)は、ギリシア神話の人物である。ブーテースとアプロディーテーの子、あるいはポセイドーンの子ともいわれ、シケリア島西部のエリュモイ人(エリミ人)の王といわれる。シケリア島の古代都市エリュクス(現在のトラーパニ県エリーチェ)および街が立地していたエリュクス山(現在のサン・ジュリアーノ山)の名前の由来となっている。