エリオット・バックマスター(Elliott Buckmaster, 1889年10月19日 - 1976年10月10日)はアメリカ海軍の軍人、最終階級は中将。 キャリア中途で航空畑に転身した海軍士官の一人であり、太平洋戦争では空母「ヨークタウン」 (USS Yorktown, CV-5) 艦長として珊瑚海海戦やミッドウェー海戦などを戦う。しかし、航空歴の短い者を嫌う部下の古参航空士官との軋轢により、部下に指揮ぶりを批判されるという事態が発生した。ミッドウェー海戦で「ヨークタウン」を失ったあとは訓練などの後方支援任務にまわって海軍パイロットの大量育成に尽力し、戦争の勝利に陰から貢献する形となった。