エミール・クローンケ(Emil Kronke, 1865年11月29日 - 1938年12月16日)は、ドイツ後期ロマン派音楽の作曲家。 ダンツィヒに生まれる。両親によって早くから楽才を育まれた後、ライプツィヒ音楽院やで専門教育を受け、カール・ライネッケやフェリクス・ドレーゼケ、テオドール・キルヒナー、ジャン・ルイ・ニコデ、オルガニストのカール・ピウッティらに師事。22歳以降はドレスデンに定住し、同地でピアノ教師やピアニストとしてだけでなく、室内楽奏者としても活動した。作曲家としてはピアノ曲だけでなく、ピアノと管弦楽のための作品や、さまざまな楽器のための小品、とりわけフルートのための小品を手掛けた。ドレスデンにて没。