エベ・スティニャーニ(Ebe Stignani, 1903年7月11日 - 1974年10月6日)は、イタリアのメゾソプラノ歌手。 ナポリ出身。サン・ピエトロ音楽院でアゴスティーノ・ローケに声楽を学ぶ。1925年にサン・カルロ劇場のジュゼッペ・ヴェルディの《アイーダ》の上演に於いてアムネリス役を歌ってデビューを飾った。1927年に《ドン・カルロ》のエボリ公女役でミラノのスカラ座に初登場を果たし、1956年までスカラ座の常連歌手として出演をつづけた。1958年に引退。 イーモラにて没。