エドワード・ラウス(Edward Routh、1831年1月20日 - 1907年6月7日)は、イギリスの数学者。英領カナダのケベック・シティー出身。 ケンブリッジ大学において数学の最盛期であった19世紀中期の(優等卒業試験)対策講師として有名で、1位となった生徒は計27名と、ケンブリッジの歴史でも突出した結果を残した。 また、力学での数学理論による体系化に関する功績や、近代的な制御理論の発展に重要な理論を数多く残した。制御理論におけるラウス・フルビッツの安定判別法などが有名である。