エクトール・リゴー(Hector Rigaux, 1841年11月23日 - 1930年7月16日)は、フランスの司祭。16世紀フランスの占星術師ノストラダムスに関する膨大な蔵書を持っていたことで知られ、ノストラダムスに関する書誌研究上の重要人物として知られている。司祭であったことからリゴー師(アベ・リゴー l'abbé Rigaux)とも呼ばれる。生まれたときの名はエスペランス=エクトール・カファール (Espérance-Hector Caffart) だったようだが、すぐに改名されたこともあって、現在ではこの名で呼ばれることはほとんどない。