エオティラヌス(学名:Eotyrannus)は、ティラノサウルス上科に属する絶滅した獣脚類の恐竜の属。白亜紀前期にあたるイギリスのワイト島の南西の海岸に位置する Wealden 層群 Wessex 層から化石が発見されている。植物の堆積した粘土単層から発見された幼体から亜成体までの標本 MIWG1997.550 は様々な頭骨・椎骨・付属肢から構成されており、2001年にハットらが記載した。属名は本属が初期のティラノサウルス上科に分類されることあるいは「暴君トカゲ」に由来し、種小名は化石の発見者を称えたものである。