エウポマティア科(エウポマティアか)(学名: Eupomatiaceae)は被子植物のモクレン目に属する科の1つである。低木から矮性低木で葉は2列互生し、花芽(つぼみ)はカリプトラとよばれるキャップ状の構造で覆われ、花被を欠くが、葯をもつ雄しべの内側に花弁状のが多数ある。ただ1属、エウポマティア属(Eupomatia)のみを含み、3種ほどが知られる。ニューギニア島からオーストラリア東部に分布する。 属名である Eupomatia の語源は、eu-(真の、発達した)と pōmatia(カバー)であり、発達したカリプトラに由来する。