エアリアル橋(エアリアルばし、Aerial Lift Bridge)は、アメリカ合衆国ミネソタ州北東部の港湾都市ダルースにある昇開橋。ダルース港の入り口に架かっている。橋の支間長は120メートルである。ダルース港に出入港する船舶の多い繁忙期には、エアリアル橋の橋桁は1日に25-30回上がる。上に上がるのに55秒かかる。また、ダルースのシンボルでもあり、同市の観光名所のひとつともなっている。 1905年に完成した当時は運搬橋で、Aerial BridgeもしくはAerial Ferry Bridgeと呼ばれていた。アメリカ合衆国史上、運搬橋は2本存在していたが、エアリアル橋はそのうちの古いほうである(もう1本は1933年のシカゴ万国博覧会のスカイライド)。1930年に昇開橋に改造され、現在も使用されている。同橋梁は1973年5月22日に国家歴史登録財に指定された。