ウラル航空178便不時着事故は、2019年8月15日に発生した航空事故である。ジュコーフスキー空港発シンフェローポリ国際空港行きだったウラル航空178便(エアバス A321-211)が、離陸直後にバードストライクにより推力のほとんどを失い、空港付近のトウモロコシ畑に不時着した。子供9人を含む74人が負傷したが、乗員乗客233人に死者はなかった。離陸直後にバードストライクで両エンジンが停止、機体は不時着し、犠牲者を出さなかったことは、アメリカで起きたハドソン川の奇跡に類するところがあり、胴体着陸した場所がトウモロコシ畑であることから、「トウモロコシ畑の奇跡」と称される。