ウィリアム・カムクワンバ(William Kamkwamba、1987年8月5日 - )は、発明家として知られるマラウイ人の大学生である。カムクワンバはわずか14歳のときにユーカリの木(Eucalyptus globulus )と自転車の部品、および身近で入手できた廃品を利用して風車を製作し、風力発電によってマシタラ村(Masitala)にある自宅で多少の電気製品を使えるようにしたことで、世界的に有名となった。その後カムクワンバは、マシタラ村で初の飲料水供給設備となる水をくみ上げるための太陽発電型のポンプを設置し、12メートル以上の高さを持つ風車を2基作ったほか、今後さらに2基の風車をマラウイの首都であるリロングウェを含む2箇所に建設する予定であるという。