インプリント(英: imprint)とは、出版業界においては、出版社が用いる商号(出版する際に用いるブランド)である。大手出版社が中小規模の出版社を買収して傘下に収めつつ企業グループを形成し、合併や買収されされた出版社は名前をインプリントとして維持しつつ出版活動を続ける。 物流や決済システムといったインフラストラクチャーの効率は共同で利用するほど高まる。日本のような取次システムを持たない欧米の出版業界では、商品の物流や代金の決済および取引先の与信管理などを出版社が行うため、中小の出版社が大手のそれの仕組みを共用するインプリント化が進行した。大きな出版社は出版物の内容によって複数のインプリントを使い分けている。