イラガ科 (イラガか、Limacodidae) は、昆虫綱チョウ目の科のひとつ。400属1,000種がいる。 幼虫はカキノキやバラ科に多く発生し、多くの棘を持ち、その毒棘に触れるとハチに刺されたような痛みを生じるため、別名「蜂熊」などと言われる。 冬にはウズラの卵のような殻(大きさは半分以下)の中で蛹になり、春を待つ。殻の中の蛹は魚釣りの餌として用いられることもある。