イマトラ(フィンランド語: Imatra)は、フィンランド東部に位置する町、自治体。南カルヤラ県に属する。1948年にロシア国境近くの三集落を中心に設立された。過去50年間、サイマー湖やヴオクシ川によって近代的な工業都市へと変貌を遂げた。1971年に自治体となった。 一番近くの町は、ロシアの(フィンランド名:エンソ)で、7kmしか離れていない。サンクトペテルブルクは南東210kmのところにあり、首都ヘルシンキとは230km、フィンランド側で最も近い町はラッペーンランタで、37kmの距離がある。 1903年、早瀬の近くに当時のロシア帝国の首都、サンクトペテルブルクからの観光客向けホテルがオープンした。アールヌーボーとユーゲント様式のこのホテルは、現在では「イマトラ観光ホテル」として知られている。 イマトラにおける主な雇用主には、ストラ・エンソ、イマトラ町、オヴァコ・バル・オイ・アブ、フィンランド国境警備隊などがいる。2003年10月の時点で、1万2423人がこれらの事業者に雇われている。イマトラ町には2004年12月の時点で、1868人が勤めている。 現在の市長はカイ・ロスラッカである。 1963年から1986年にかけ、RRレース(旧TTレース)が行われていた。