イベリア文字(イベリアもじ)は、紀元前5世紀から紀元1世紀にかけて、イベリア半島の南部・東部からフランス南部にかけて用いられていた一群の文字体系であり、主に系統不明のイベリア語の表記に使われたが、インド・ヨーロッパ語族のケルトイベリア語の表記に使われることもあった。 アルファベットと音節文字の混合という特殊な文字体系であり、その由来はわかっていない。 各文字がどのような音を表していたかは大体わかっているが、イベリア語が未知の言語であるため、意味は不明である。