イブン・ルシュド・ゲーテ・モスク(Ibn Rushd-Goethe mosque)は、ドイツで唯一のリベラル・モスクである。 2017年6月に設立された。名称は中世アンダルシアの博学者、イブン・ルシュドとドイツの作家、政治家のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテからとられた。ドイツの弁護士で、トルコ人とクルド人のハーフのムスリム・フェミニストであるセイラン・アテシュによって設立された。このモスクのリベラルな点は、顔を覆うヒジャブなどのベール未着用での入室や男女共同での礼拝を認めていることや、LGBTの礼拝者も受け入れていることである。モスクは2017年6月から2020年10月までの間、ベルリン市モアビット(ドイツ語、英語版)の聖ヨハネス教会(英語版)に入居していた。