イデユコゴメ綱(イデユコゴメこう)(学名: Cyanidiophyceae)は、草津温泉のような酸性温泉に生育する特異な単細胞性紅藻の一群である。 多くの紅藻において赤い色のもとになっている光合成色素であるフィコエリスリンをもたないため、紅藻でありながら青緑色をしている (右図)。現生紅藻の中で最も初期に分かれたグループであると考えられている。4属10種程度が知られる小さなグループであるが、その特異な生態や実験生物としての有用性、応用的可能性などにより、比較的よく知られている。