イディアサバル (スペイン語: Idiazábal)は、スペインのバスク州およびナバラ州北西部で生産される、ヒツジの乳を原料としたチーズ。セミハードタイプに分類される。濃いオレンジ色の表皮を持ち、中身は締まっており気孔が見られる(色は淡黄色)。味は若干の辛味と酸味を帯びる。長く熟成させるとセミハードを通り越してハードタイプといった方がよい状態になる。 製造にあたっては地元のヒツジの乳を使用し、凝固剤に子羊の塩漬け(部位は胃袋)を使用するという特徴がある。出荷前に10日ほどスモークしたものもあり、木材はブナやサンザシを用いる。日本で流通しているものはほとんどがスモークしたもので、現地では逆にスモークしていないものが多いという。 広範囲で製造されているため、DO認定の際はまずどの名称(地名)で申請するかで議論があったが、結局イディアサバル(村の名前。en:Idiazabal)に決定し、1987年に認定されたという経緯がある。ヨーロッパの食の遺産に認定されている。

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  • イディアサバル (スペイン語: Idiazábal)は、スペインのバスク州およびナバラ州北西部で生産される、ヒツジの乳を原料としたチーズ。セミハードタイプに分類される。濃いオレンジ色の表皮を持ち、中身は締まっており気孔が見られる(色は淡黄色)。味は若干の辛味と酸味を帯びる。長く熟成させるとセミハードを通り越してハードタイプといった方がよい状態になる。 製造にあたっては地元のヒツジの乳を使用し、凝固剤に子羊の塩漬け(部位は胃袋)を使用するという特徴がある。出荷前に10日ほどスモークしたものもあり、木材はブナやサンザシを用いる。日本で流通しているものはほとんどがスモークしたもので、現地では逆にスモークしていないものが多いという。 広範囲で製造されているため、DO認定の際はまずどの名称(地名)で申請するかで議論があったが、結局イディアサバル(村の名前。en:Idiazabal)に決定し、1987年に認定されたという経緯がある。ヨーロッパの食の遺産に認定されている。 (ja)
  • イディアサバル (スペイン語: Idiazábal)は、スペインのバスク州およびナバラ州北西部で生産される、ヒツジの乳を原料としたチーズ。セミハードタイプに分類される。濃いオレンジ色の表皮を持ち、中身は締まっており気孔が見られる(色は淡黄色)。味は若干の辛味と酸味を帯びる。長く熟成させるとセミハードを通り越してハードタイプといった方がよい状態になる。 製造にあたっては地元のヒツジの乳を使用し、凝固剤に子羊の塩漬け(部位は胃袋)を使用するという特徴がある。出荷前に10日ほどスモークしたものもあり、木材はブナやサンザシを用いる。日本で流通しているものはほとんどがスモークしたもので、現地では逆にスモークしていないものが多いという。 広範囲で製造されているため、DO認定の際はまずどの名称(地名)で申請するかで議論があったが、結局イディアサバル(村の名前。en:Idiazabal)に決定し、1987年に認定されたという経緯がある。ヨーロッパの食の遺産に認定されている。 (ja)
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  • 直径10 - 30cm、高さ8 - 12cm (ja)
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  • オレンジ色。スモークしたものもある。 (ja)
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  • イディアサバル (スペイン語: Idiazábal)は、スペインのバスク州およびナバラ州北西部で生産される、ヒツジの乳を原料としたチーズ。セミハードタイプに分類される。濃いオレンジ色の表皮を持ち、中身は締まっており気孔が見られる(色は淡黄色)。味は若干の辛味と酸味を帯びる。長く熟成させるとセミハードを通り越してハードタイプといった方がよい状態になる。 製造にあたっては地元のヒツジの乳を使用し、凝固剤に子羊の塩漬け(部位は胃袋)を使用するという特徴がある。出荷前に10日ほどスモークしたものもあり、木材はブナやサンザシを用いる。日本で流通しているものはほとんどがスモークしたもので、現地では逆にスモークしていないものが多いという。 広範囲で製造されているため、DO認定の際はまずどの名称(地名)で申請するかで議論があったが、結局イディアサバル(村の名前。en:Idiazabal)に決定し、1987年に認定されたという経緯がある。ヨーロッパの食の遺産に認定されている。 (ja)
  • イディアサバル (スペイン語: Idiazábal)は、スペインのバスク州およびナバラ州北西部で生産される、ヒツジの乳を原料としたチーズ。セミハードタイプに分類される。濃いオレンジ色の表皮を持ち、中身は締まっており気孔が見られる(色は淡黄色)。味は若干の辛味と酸味を帯びる。長く熟成させるとセミハードを通り越してハードタイプといった方がよい状態になる。 製造にあたっては地元のヒツジの乳を使用し、凝固剤に子羊の塩漬け(部位は胃袋)を使用するという特徴がある。出荷前に10日ほどスモークしたものもあり、木材はブナやサンザシを用いる。日本で流通しているものはほとんどがスモークしたもので、現地では逆にスモークしていないものが多いという。 広範囲で製造されているため、DO認定の際はまずどの名称(地名)で申請するかで議論があったが、結局イディアサバル(村の名前。en:Idiazabal)に決定し、1987年に認定されたという経緯がある。ヨーロッパの食の遺産に認定されている。 (ja)
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  • イディアサバル (ja)
  • イディアサバル (ja)
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