イグダマノサウルス(学名: Igdamanosaurus、「イグダマンのトカゲ」の意)は、モササウルス科に属する白亜紀の絶滅した属。モササウルス亜科グロビデンス族の一部として分類され、同族他属と同様にノブ状の丸い歯を持っていたことで知られる。硬い獲物を摂食するといった、高度に特殊化した生活スタイルが歯から示唆されている。 本属にはマーストリヒト期のアフリカの海洋環境に生息したイグダマノサウルス・エジプティアクス(学名: Igdamanosaurus aegyptiacus)ただ1種のみが含まれる。本種の断片化石はエジプトの Duwi 累層やモロッコの Ouled 累層、ニジェールの Dukamaje 累層から発見されている。