アーゾロ(伊: Asolo)は、イタリア共和国ヴェネト州トレヴィーゾ県にある、人口約8,900人の基礎自治体(コムーネ)。 15世紀末から16世紀初頭にかけては、ヴェネツィア共和国にキプロス王国の統治権を譲った女王カタリーナ・コルナーロが宮廷を置いた。19世紀には英国出身の詩人ロバート・ブラウニングが当地に居住しており、「神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し」の一節で知られる劇詩「ピッパが通る」は、この町を舞台とした作品である。