アーソーポス (古希: Ἀσωπός, Āsōpos) は、ギリシア神話の神である。長母音を省略してアソポスとも表記される。アーソーポスはオーケアノスとテーテュースの子、ペーローとポセイドーンの子、あるいはゼウスとエウリュノメーの子で、ボイオーティア地方のアーソーポス河、あるいはシキュオーンのアーソーポス河の河神である。 シケリアのディオドーロスによると、河神ラードーンの娘メトーペーとの間に2子ペラスゴス、イスメーノス、12人の娘コルキューラ、サラミース、ペイレーネー、クレオーネー、タナグラ、テスペイア、アーソーピス、シノーペー、オルニス、カルキス、アイギーナ、をもうけた。またアポロドーロスによると2子ペラゴーン、イスメーノスと、20人の娘たちをもうけた。