アンリエット・ディアス・デリール(英語: Henriette Díaz DeLille、1813年3月11日 – 1862年11月16日)はルイジアナ州ニューオーリンズ出身の宗教家である。ルイジアナクレオールの黒人女性であり、ニューオーリンズにローマンカトリックの修道会である聖家族修道女会を設立した。この組織はアメリカで二番目に古い自由有色人種の女性からなる修道女会であり、看護や教育を行っている。奴隷への教育が法で禁止されていた時代から、奴隷の子どもたちへの教育を行っていた。 1988年、修道女会は公式にローマ教皇庁とアンリエットの列聖調査を開始した。2010年にベネディクト16世がアンリエットを尊者とした。