『アンドルー・ラング世界童話集』(アンドルー・ラングせかいどうわしゅう。英語: Andrew Lang's Fairy Books または英語: Andrew Lang's "Coloured" Fairy Books)は、童話を収集した本の12冊の双書で構成されている。アンドルー・ラングは、彼の情報源の範囲における口述の伝承からは自ら物語を集めなかったが、独創的に物語を集めて(オーノワ夫人の場合は著しい例外)、非常に影響力の大きな、物語群の収集物にした。とりわけ、彼が外国語の情報源を用いたことから、これらの物語の多くが初めて英語で出版されることとなった。序文で自ら認めているように、ラングは精選の大部分を自ら行なったが、彼の妻と他の翻訳者が、実際の物語について語る広範な部分を翻訳した。 12冊の書籍はヘンリー・ジャスティス・フォード(Henry Justice Ford)によって挿絵が入れられたが、とジョージ・パーシー・ジェイコム=フッド(G. P. Jacomb-Hood)が『あおいろの童話集』と『あかいろの童話集』に挿絵を寄稿している。