アンドラーシュ1世 (ハンガリー語: I. András, 1015年頃 - 1060年12月6日以前)は、ハンガリー王(在位:1047年 - 1060年)。エンドレ1世(I. Endre)ともいう。アールパード家の一門。15年間の亡命生活後、異教徒のハンガリー人らが起こした大規模反乱の最中に王位に就いた。しかし、かれは王国のキリスト教化を強力に進め、神聖ローマ帝国に対するハンガリー王国の独立性を保つのに務めた。自身の嫡子シャロモンを後継にしようとしたことが、実の弟ベーラ(のちのベーラ1世)が武力を持って甥から王位を奪うべく反乱を起こすきっかけとなった。