アントワープ証券取引所(オランダ語: Handelsbeurs、ハンデルスブルス)は、ベルギーのアントワープにある証券取引所である。歴史上初めて商取引(先物取引)を目的に設立された。アントウェルペン証券取引所とも表記される。株式や債券が現れる前に設立された建物なので、厳密に言えば初めから証券取引所だったわけではない。 初代の建物は1531年に完成したが、時勢により17世紀には取引所の機能を停止していた。のちに建物が再建され、1872年から1997年まで証券取引所として使用された。のちに建物は修復され、娯楽施設になりと呼ばれるイベントが開催された。 アントワープ取引所は、ロンドンの王立取引所など、ヨーロッパ各地の取引所設立に影響を与えた。