アンテトニトルス(ラテン語: Antetonitrus:「雷の前に」の意味)は、ジュラ紀前期、現在の南アフリカに生息していた竜脚類恐竜の属の一つである。唯一の種はAntetonitrus ingenipesである。現在知られている最古の竜脚類の一つであり、竜脚類の起源と初期進化を理解する上で非常に重要である。後の竜脚類と同じようにの草食動物であったと考えられるが、前肢は純粋に体重を支えるものではなく、原始的な特徴である物をつかむ能力が残っていた。