アンテケーラ(スペイン語: Antequera: スペイン語発音: [an̪teˈkeɾa])は、スペイン・アンダルシア州マラガ県のムニシピオ(基礎自治体)。アンダルシア州のマラガ、グラナダ、コルドバ、セビリアの4都市を結ぶ四角形の中央付近にあり、「アンダルシアの心臓」「アンダルシアの交差点」と呼ばれる。 アンテケーラ近郊のエル・トルカルはヨーロッパ有数のカルスト地形を形成しており、自然保護区に指定されている。メンガ遺跡、ビエラ遺跡、エル・ロメラル遺跡の各ドルメンに代表される考古学遺跡を有し、また多くの教会・修道院・宮殿などの建築学的遺産を有する。2016年の第40回世界遺産委員会では「アンテケーラのドルメン遺跡」が世界遺産(文化遺産)に登録された。