アンカット本(アンカットぼん)とは、小口の三方を切り落とさないで製本した書籍。 洋書は、複数ページを印刷した大きな紙(刷本)を折り曲げ、仕上げ寸法に合わせて周囲を切り落とす(仕上げ裁ち、化粧裁ち)という工程で製本される。この最後の断裁の工程の全部もしくは一部を行わないのが「アンカット」であり、アンカットのまま製本した本が「アンカット本」である。本綴じの場合も仮綴じの場合もあるが、現代のアンカット本の多くは読者(蔵書家)が自ら装幀などの製本作業を行うため作られ、多くは仮製本で流通している。日本では「アンカット本」を指して「フランス装」「フランス綴じ」と呼ぶこともあるが、本来は異なる概念である。

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  • アンカット本(アンカットぼん)とは、小口の三方を切り落とさないで製本した書籍。 洋書は、複数ページを印刷した大きな紙(刷本)を折り曲げ、仕上げ寸法に合わせて周囲を切り落とす(仕上げ裁ち、化粧裁ち)という工程で製本される。この最後の断裁の工程の全部もしくは一部を行わないのが「アンカット」であり、アンカットのまま製本した本が「アンカット本」である。本綴じの場合も仮綴じの場合もあるが、現代のアンカット本の多くは読者(蔵書家)が自ら装幀などの製本作業を行うため作られ、多くは仮製本で流通している。日本では「アンカット本」を指して「フランス装」「フランス綴じ」と呼ぶこともあるが、本来は異なる概念である。 (ja)
  • アンカット本(アンカットぼん)とは、小口の三方を切り落とさないで製本した書籍。 洋書は、複数ページを印刷した大きな紙(刷本)を折り曲げ、仕上げ寸法に合わせて周囲を切り落とす(仕上げ裁ち、化粧裁ち)という工程で製本される。この最後の断裁の工程の全部もしくは一部を行わないのが「アンカット」であり、アンカットのまま製本した本が「アンカット本」である。本綴じの場合も仮綴じの場合もあるが、現代のアンカット本の多くは読者(蔵書家)が自ら装幀などの製本作業を行うため作られ、多くは仮製本で流通している。日本では「アンカット本」を指して「フランス装」「フランス綴じ」と呼ぶこともあるが、本来は異なる概念である。 (ja)
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  • アンカット本(アンカットぼん)とは、小口の三方を切り落とさないで製本した書籍。 洋書は、複数ページを印刷した大きな紙(刷本)を折り曲げ、仕上げ寸法に合わせて周囲を切り落とす(仕上げ裁ち、化粧裁ち)という工程で製本される。この最後の断裁の工程の全部もしくは一部を行わないのが「アンカット」であり、アンカットのまま製本した本が「アンカット本」である。本綴じの場合も仮綴じの場合もあるが、現代のアンカット本の多くは読者(蔵書家)が自ら装幀などの製本作業を行うため作られ、多くは仮製本で流通している。日本では「アンカット本」を指して「フランス装」「フランス綴じ」と呼ぶこともあるが、本来は異なる概念である。 (ja)
  • アンカット本(アンカットぼん)とは、小口の三方を切り落とさないで製本した書籍。 洋書は、複数ページを印刷した大きな紙(刷本)を折り曲げ、仕上げ寸法に合わせて周囲を切り落とす(仕上げ裁ち、化粧裁ち)という工程で製本される。この最後の断裁の工程の全部もしくは一部を行わないのが「アンカット」であり、アンカットのまま製本した本が「アンカット本」である。本綴じの場合も仮綴じの場合もあるが、現代のアンカット本の多くは読者(蔵書家)が自ら装幀などの製本作業を行うため作られ、多くは仮製本で流通している。日本では「アンカット本」を指して「フランス装」「フランス綴じ」と呼ぶこともあるが、本来は異なる概念である。 (ja)
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  • アンカット本 (ja)
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