アレックス・オルメド(Alex Olmedo, 1936年3月24日 - 2020年12月9日)は、ペルー・アレキパ出身の男子テニス選手。フルネームは Alejandro Olmedo Rodriguez (アレハンドロ・オルメド・ロドリゲス)という。同国が生んだ最大のテニス選手で、1959年の全豪選手権とウィンブルドン選手権で4大大会年間2冠を獲得した。彼はアステカ民族とスペイン人の混血の子孫であり、身長185cmほどのどっしりした体格とインカ風の顔立ちに生やした“帝王のような”あごひげから、南カリフォルニア大学在学中につけられた“Chief”(長)というニックネームで呼ばれた。オルメドのテニスは、攻撃的なボレーで攻める果敢なネット・プレーを最大の持ち味とした。