アレクサンドル・フェルスマン(Alexander Yevgenyevich Fersman、ロシア語: Александр Евгеньевич Ферсман、1883年10月27日(N.S. 11月8日) - 1945年5月20日)は、ソビエト連邦の地球化学者、鉱物学者である。 サンクトペテルブルクに生まれた。ノヴォロシースクの大学からモスクワ大学に移り地質学を学んだ。ウラジミール・ベルナドスキーのもとで最初の論文を発表した。ドイツに留学し、ヴィクトール・モーリッツ・ゴルトシュミットのもとで学んだ。 1912年にモスクワ大学の教授となり、地球化学の教課を設けた。1917年から1945年まで後にフェルスマン鉱物博物館と改名される鉱物博物館の館長を務めた。 『石の思い出』など一般向けの著書もある。