アルコ(フィンランド語: Alko)はフィンランドの酒類専売の国営企業。フィンランド国内ではアルコール度数5.5%以上のビール、(ブドウ園での提供を除く)ワイン、蒸留酒の販売はアルコ以外では許可されていない。こういったアルコール飲料は、販売免許を取得したレストランやバーでは店内で飲むために提供はされているが、持ち帰るための小売りをしているのはアルコのみである。アルコではアルコール度数が5.5%未満のアルコール飲料、ノンアルコールの飲料販売も法律で定められているが、実際にはそういった低アルコールビールやノンアルコール飲料などの在庫は非常に少ない。また、アルコール飲料の販売にあたっては、購入客は18歳以上であることが法律で定められており、18歳未満の人間がアルコでアルコール飲料を購入することはできない。