アルカリマンガン乾電池(アルカリマンガンかんでんち)は、主に一次電池として使われている乾電池の一種で、正極に二酸化マンガンと黒鉛の粉末、負極に亜鉛、電解液に水酸化カリウムなどが用いられている。一般的な通称はアルカリ乾電池と呼ばれているが、JISでの名称は「アルカリマンガン乾電池」となっている。以降はアルカリマンガン乾電池を通称のアルカリ乾電池と読み替えて説明する。 アルカリ乾電池は電解液が水溶液であるため、使用時でなくても亜鉛の自己放電と水素発生反応が同時に進行する。