アラシェヒル(Alaşehir、Alasehir)は、トルコ西部マニサ県にある古代から続く町。かつてはギリシャ語で「フィラデルフィア(Philadelphia)」と呼ばれていた (同名の都市は、現在のアンマンをはじめ古代には数多くあったので、注意が必要である)。アナトリア半島の西海岸のやや内陸よりで、クズ・チャイ川(Kuzu Chai、コガムス川 Cogamus とも)の谷に位置し、ボズ山(Boz Dagh、トモロス山 (Tmolus) とも)の麓にある。エーゲ海に面した港町・イズミル(ギリシャ語:スミルナ)の東にあり、鉄道で結ばれている。