アメリカン航空383便エンジン故障事故(あめりかんこうくう383びんえんじんこしょうじこ)は、2016年10月28日にシカゴ・オヘア国際空港発マイアミ国際空港行きの定期便だったアメリカン航空383便(ボーイング767-323ER)が滑走路28Rを離陸滑走中に、右エンジンが故障し火災が発生した事故である。乗員は離陸を中断し、乗客全員を避難させた。20人が負傷し、機体はひどい損傷を受けた。 機体が停止した地点から、2,920フィート(890m)離れたユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の施設の屋根を一部の破片が貫通し、建物の床にまで達したが、UPSの従業員に怪我は無かった。