アマルテア(Jupiter V Amalthea)は、木星の第5衛星。2018年までに発見された衛星の中で内側から3番目の軌道を回っている。同様にガリレオ衛星より内側を回っている木星内部衛星群をアマルテア群と呼ぶことがある。 名前はギリシア神話に登場する、ゼウスを育てたニンフの一人アマルテイア (Amaltheia) に由来し、発見後まもなくカミーユ・フラマリオンによって提唱された。しかし正式に命名されたのは1975年で、それ以前は単にJupiter Vという名で知られていた。俗にバーナード星とも(ただしこの呼称はへびつかい座の恒星の方を指すことが多い)。なお小惑星帯の小惑星(113)にも同名の アマルテアが存在する。