アポジキックモーター(Apogee Kick Motor, AKM)は、人工衛星の軌道投入に使われる上段の推進装置のことで、アポジモーター(固体ロケットモーター使用時)、またはアポジエンジン(液体エンジン使用時)とも呼ばれている。衛星下部またはロケット最上部に搭載され、人工衛星を遷移軌道(en:Transfer orbit)から最終軌道(通常は円軌道)へ投入(近地点を上昇)するため、遠地点(アポジ)で噴射が行われる。