アブー・ハニーファ・ディーナワリー(Abū Ḥanīfa al-Dīnawarī; 815年頃生 – 896年頃歿)は、9世紀イスラーム圏の博学者(polymath)。アラビア語文法学者、辞典編纂者、天文学者、数学者、ムハッディス(ハディース伝承学者)である。著作は『植物の書』(Kitāb al-Nabāt)というものが有名で、この著作はにおける植物学のはじまりであるとされる。