アブナー・ダブルデイ(英:Abner Doubleday、1819年6月26日-1893年1月26日)は、アメリカ陸軍の職業軍人であり、南北戦争では北軍の将軍だった。サムター要塞の戦いで防御側として最初の砲撃を行い、南北戦争を始めることになった。ゲティスバーグの戦いの初期戦闘で重要な役割を果たした。ゲティスバーグはダブルデイにとって最高の時だったが、ジョージ・ミード少将に解任されたことで2人の間には長く続く反目が生まれた。 ダブルデイは戦後サンフランシスコで現在も使われているケーブルカーの特許を取得した。晩年はニュージャージー州で過ごし、神智学協会の著名会員となり、後には会長を務めた。さらに野球を発明したという有名な伝説で知られているが、スポーツの歴史家達大半からは否定されてきた。ダブルデイ自身はそのような主張をした形跡は無い。