アニュス・デイ (ラテン語: Agnus Dei) は、キリスト教の教義上の概念である神の子羊のことであり、これに結びついたカトリック教会の典礼における教会ラテン語を用いたミサ()における賛歌のひとつで、数多くの作曲家たちが作曲を手がけており、通常は、ミサ曲の楽章なり楽節のひとつとされる。しかし、時には独立した作品として作曲されることもあり、例えば、サミュエル・バーバーの『 (Agnus Dei)』は、彼が作曲した『弦楽のためのアダージョ』を合唱曲に編曲したものである。